2007年4月22日日曜日

スピッツのアルバム「ハチミツ」

1.ハチミツ

表題曲。アニメ「ハチミツとクローバー」第1期第1話挿入歌に使用された。今までになかった曲ということで、仮タイトルは「珍曲」。

2.涙がキラリ☆
12thシングル。当時最もスピッツらしいとして、よくラジオで流されていた。17歳のころの甘酸っぱい気持ちを表した曲。タイトルに☆がつくのが特徴。

3.歩き出せ、クローバー
サビらしくないサビのメロディが印象的。フォレスト・ガンプを見て作ったという。当時「阪神淡路大震災」や「地下鉄サリン事件」があったため、「生きること」をテーマにしている。歌詞中に登場する「クローバー」とは、幸せの象徴である。

4.ルナルナ
12thシングル「涙がキラリ☆」のカップリング曲。タイトルの「ルナルナ」とは、手塚治虫の漫画 「ブラック・ジャック」に出てくるルナルナ(白いライオンの子供)から取ったもの。このタイトルに特に意味はないらしく、響きの良さから使ってみたという。当初シングル候補であった。仮タイトルは「恋のアルマジロ」。

5.愛のことば
当初はシングル候補でもあった曲だが、スピッツらしくないという理由で除外されている。ラブソングが多いスピッツ曲の中では異色の、反戦歌とも取れるべき歌詞が多いことも注目すべき点。(※メンバーが「反戦歌」と発言したことは一度もない。)仮タイトルは「スウェード」。

6.トンガリ'95
スピッツの楽曲の中でテツヤの速弾きが聞けるおそらく唯一の作品。始めはテンポも倍の速さであった。サビの歌詞は「とがっている」の連呼である。ちなみにスピッツとは、ドイツ語で「とがっている」という意味である。仮タイトルは「トンガリュース」。

7.あじさい通り
スピッツらしい自虐的歌詞で片思いの気持ちを描いている。雨がテーマの曲。このアルバムのCMに使用された。仮タイトルは「ポトス」。

8.ロビンソン
11thシングル。スピッツがメジャーに知られるきっかけとなった曲。

9.Y
アニメ「ハチミツとクローバー」第1期第14話挿入歌。テレビドラマ「白線流し」でも挿入歌に使用された。別れの歌でタイトルの「Y」とは、道が分かれるという記号的な意味であるが、他にも色々な意味があるらしい。この曲の制作中に阪神大震災があったため、応援の意味をこめて前向きな歌詞にした。曲自体は「空の飛び方」から存在していた。仮タイトルは「ハートブレイク食堂」。

10.グラスホッパー
「アルバムにアップテンポな曲がもう一曲ほしい」ということになり、最後に作られた曲(これにより田村の作品が除外されてしまった)。なおタイトルのグラスホッパーは現在スピッツの所属している事務所の名前でもある。歌詞の「アレ」がなにを指すのかはファンの間でも大きな謎となっている。仮タイトルは「レモン」。

11.君と暮らせたら
アルバムをこれ以上ない形で締めてくれる一曲。歌詞の内容は、言わば夢オチのようなもの。この曲を最後にしたのは、ここから再びスタートと言う感じで終わりたかったからからだそうである。

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